円山公園

(札幌市)   円山公園 

 

 毎年3月の第1日曜日に行われる円山公園探鳥会は、本会で催す探鳥会としては最も都心に近く、地下鉄東西線の円山公園駅から徒歩5分ほどの、円山公園管理事務所前を集合場所として行われています。
 この時期はキレンジャク、ツグミ、マヒワ、ハギマシコ、アトリなどの冬鳥とアカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、カラ類などが観察される主な鳥たちです。

 集合場所をスタートして公園東出入口付近から右折し、小広場を歩くスキーコースをたどり池の辺りに出ます。ここから左に反転するように段丘の下の川(護岸された側溝)の淵を上流へ向かって少し進みますと東参道の鳥居の下に出ます。この付近ではアカゲラ、コゲラ、ツグミ、キレンジャク、ヒヨドリ、カラ類などを見ることができます。
 東参道の緩い石段を上がり鳥居をくぐると間もなく左手に開拓神社、右手に開拓神社社務所があり、その庭にバードテーブルが置かれています。カラ類やアカゲラ、シメ、アトリなどが餌を求めて絶え間なく出入りし、手の届くような近くからの観察ができてとても楽しい場所です。

円山公園案内図

Googleマップ

 参道を右に外れて雪道に入り、社務所の裏手を通って表参道の第二鳥居に出ます。この間では松林にキクイタダキ、ヒガラ、梅の樹にウソ、シメ、シラカバの枝先にマヒワ、その他アカゲラ、コゲラ、ツグミ、カラ類、カケスなどが飛び交っています
 表参道の大鳥居から正面社殿に向かう直線の参道を進み、手水舎(お手洗い場)から左に曲がりますが、この間スギ林ではキクイタダキ、ヒガラをよく見かけます。手水舎の側を通り、土俵側社殿裏庭の梅林を覗いてみます。この付近はウソやシメがよくいるところです。
 更に進んでスギ林を通り抜けると東側駐車場に出ます。このスギ林の中ではヒガラ、キクイタダキ、ハシブトガラ、シジュウカラの鳴き声が盛んに聞こえ、駐車場付近も色々な鳥の集まるポイントです。

今度は道路沿いに林の中の雪道を動物園入口付近まで来て道路を横切り、動物園前に着きます。入口から園内を覗きますと、動物科学館の餌台に集まるムクドリやハギマシコ、シメなどを見ることができます。
 ここから土手を下りて川沿いの遊歩道に出ます。この川の流れで時々カワガラスが、付近の土手でミソサザイが見られることもあります。

 山すそを流れる円山川沿いを下流の八十八カ所登山口にある大師堂まで歩きます。この間は右手に屏風のように立ち上がる円山の樹間にはウソ、マヒワをはじめアカゲラ、コゲラ、ヤマゲラ、ヒヨドリ、カラ類が飛び回り、ハギマシコに出会うこともあります。大師堂から坂下グランドにかけての林は自然樹に混じり色々な樹種が植林された林となっていて、色々な鳥の集まるポイントになっています。

公共交通機関……地下鉄東西線「円山公園駅」下車、3番出口から徒歩5分。