野幌森林公園探鳥会風景(7月)

 
 今年度前期最後の探鳥会です。朝の小雨も開始時には上がり、ちょっと蒸し暑い天気でした。25名の参加者で、会員外の方多数も参加いただきました。

 

 森の中からはクロツグミやキビタキのさえづりが盛んに聞こえてきますが、木々の葉が繁茂して鳥を見つけるのが難しい。

 

 この季節には幼くたどたどしかった幼鳥も自分で餌を採ることができるようになります。高い梢の葉叢に幼鳥の群れを発見するも、動きが早くて追うのが大変なほど敏捷になっています。

 

 ゴジュウカラの幼鳥

 

 ゴジュウカラの成鳥

 

 葉陰の鳥を見つけるのが難しいのですが、枯れ枝にとまる鳥たちがいるとラッキー!

 

 枯れ枝のカワラヒワ。皆さんにスコープでじっくり見ていただきました。

 

 そしてヒヨドリ。ヒヨドリもよく見ると綺麗だもんだね~とか、欧米のバーダーにとって憧れの鳥なんだよ、などと褒め倒します。

 

 大沢の池での観察。手前の少年のキャップには名札が装着されています。帽子に名札を装着している参加者が他にもいますね。コロナ禍前では参加者に名札を装着していただいていたのですが、名札の受け渡しの接触でのコロナウイルス症感染を防ぐために、名札の装着を中止していました。新しいメンバーが増えたこともあり、メンバー間の交流促進のため、名札装着を復活することにしました。手指消毒や名札の衛生管理を徹底していきます。

 

 大沢の池での観察。エレレレレとカイツブリのさえずりの声が聞こえてきます。

 

 スコープを覗いた先の微笑ましいカイツブリ親子。お母さんカイツブリの背中に乗っている幼鳥が可愛いですね。参加者から今日一番という声がありました。

 

 大沢の池のお目当ての一つはカワセミですが、枝にとまり皆さんとじっくり観察できるようなカワセミを見つけることができませんでした。翡翠色の背中を見せ、対岸の岸辺をスーと飛翔していくカワセミを観察できた幸運な方もいました。池にはカルガモ以外は常連のカモ類がいなく、残念でした。

 

 大沢園地での鳥合わせ風景。23種の観察でした。蒸し暑い中ご苦労さまでした。昨今コロナウイルス症感染者数が増えていすが、8月からの今年後半の探鳥会がつつがなく開催できることを願ってます。