測量山唐松平探鳥会風景－ワシタカ探鳥会（10月)
集合場所の室蘭・測量山唐松平駐車場。日本野鳥の会・室蘭支部の探鳥会と重なり、ご覧の通り唐松平の駐車場は満杯状態です。天候は晴れ・無風状態のワシタカ探鳥会。タカが出てくれさえあれば満点の探鳥会日和です。
唐松平での探鳥会開始挨拶の様子。本日の探鳥幹事さんはワシ・タカ類のスペシャリスト。天候、スタッフは万全です。ここから観察地の測量山展望台まで10分ほど掛けて登ります。
測量山展望台直下の駐車場まで登ったところでミヤマガラスの群れに遭遇しました。渡りの途中なのですね。嘴に特徴があります。
測量山展望台での観察風景。カメラや双眼鏡を空に向けていますね。その先には・・・
最も多く観察できたのはノスリでした。雲が低く、霞のような白い濃淡の中を緩やかに帆翔しているノスリは幻想的でもありました。
何度もタカ柱ができました。上昇気流を見つけ、高度を十分に稼いだところで南へ渡るのだそうです。タカ柱ができると、我も我もと、どこからかタカが湧いてきます。
タカが出るたび、｢上空、ハイタカ！｣、｢右上、オオタカ若！｣と幹事さんから声が掛かります。その度、その方向に一斉に双眼鏡やカメラを向ける私達です。観察の合間にタカ・ワシ類の識別法などを探鳥幹事Kさんから講義を受けている皆さん。熱心ですね。
測量山展望台から見た白鳥大橋。展望台からは室蘭市や内浦湾を一望でき、遠くは恵山まで眺望できます。
ワシ・タカの観察が一段落ついたところで、室蘭港中央埠頭の水鳥を観察しています。
木に止まったノスリの観察風景。森の木々を丹念の観察していた少年がノスリを見つけました。お手柄です。3羽が留まっていました。
鳥合わせ風景。ノスリを始めとして、トビ、オオタカ、ハイタカ、ツミ、チュウヒ、ミサゴ、ハヤブサ、チゴハヤブサの沢山のタカを観察ができ、ワシ・タカ探鳥会として大当たりでした。
当日の探鳥幹事M. K.さんから届いた素晴らしいタカ写真を紹介します
ツミ
ハイタカ♀
ノスリ