野幌森林公園探鳥会風景(4月)
探鳥会開始挨拶風景。先週の探鳥会は荒天のため中止だったので、今年度最初の探鳥会となります。桜の開花宣言も出たのですがまだまだ肌寒い日が続いています。ですが、沢山の皆さんに参加していただきました。
探鳥風景。何を熱心に観察しているのかな? この季節は、居残りの冬鳥、いつもの留鳥、帰ってきた夏鳥を楽しむことができます。また、エゾエンゴサク、エンレイソウ、ザセンソウ、ヒトリシズカ、ヒメイチゲなどの早春の草花も楽しめます。
冬鳥のツグミです。これから北帰行ですか。夏鳥のウグイス、アカハラ、クロツグミのさえずりを確認できました。他所からはノビタキやオオジュリンなど夏鳥の初認の知らせが届いています。楽しみですね。
目まぐるしく天気が変わりました。小雨がぱらついてきた様子。この後、みぞれ、小雪、曇、晴れと変わりました。
数年前の大風で木々が倒れて空き地となってしまっている所でのベニマシコの観察。一度観察できたベニマシコが藪に入って隠れてしまいましたが、皆さん粘っての観察です。雄と雌をついに観察できた人もいました。
大沢園地近くでのキレンジャクの群れの観察。望遠鏡での観察、そのくっきり、はっきりなキレンジャクの姿にビックリです。
キレンジャクの群れ。柳の鮮やかな緑の若葉のなかで一層に映えます。
キレンジャクの群れの中にヒレンジャク(中央左)。皆さんと丹念に探しました。
大沢園地近くの各所の水場で水芭蕉が咲いていました。咲き初めの清楚なたたずまいを楽しめました。
大沢の池での水鳥の観察風景。キョロロとカイツブリのけたたましくも愛嬌のある鳴き声が聞こえてきます。
オシドリの雄(左)と雌(右)。いつも一緒です。
コガモ雄の群れ。はやく伴侶を見つけないといけません。
鳥合わせ風景。曇天で風も強く、一時は小雨もパラつく鳥見にはあいにくのコンディションながら、一般の参加者も多く、名残の冬鳥、早めの夏鳥に留鳥たちと、前年を上回る種数の鳥見を堪能できました。
参加者のR. S.さんから届いた素晴らしい写真を紹介します。
おすましのベニマシコ雌