野幌森林公園探鳥会風景(1月)
探鳥会開催挨拶風景。新しい年にふさわしく、青空もみえる天気で集合場所からシマエナガを含むカラ類の出迎えを受けてのスタートとなりました。1月開催の野幌森林公園探鳥会は昨年度から開始し、今回はその2回目となります。
エゾユズリハコース入って早々にツグミ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラなどに出会いました。熱心に観察している皆さん。幸先良しです。
レンジャクの群れが現れました。曇天のため光量不足で、”ヒ”か”キ”の判別がなかなかできません。皆さんの集中した観察の結果、”キ”となりキレンジャクでした。
キレンジャク6~7羽がヤドリギの近くで見られ、沢沿いのまだ凍っていない水辺に下りてきて、水飲みをしている様子を観察できました。
キレンジャクの落とし物(新年ですのでお上品に)。ヤドリギの実を食べたようですね。これが木に付着することでヤドリギが寄生することができます。
エゾユズリハコースでの観察風景。この時期としては珍しいトビ群(16~17羽)が上空を先回しながら移動していく様子にも出会えました。コゲラやキバシリも見ることができました。
2羽のコゲラ
冬コース・大沢コースに入って直ぐに、シメ、アカゲラ、キバシリ、ゴジュウカラなどを観察することができました。
年末には、各所でシメの大きな群れの観察報告がありました。私の庭(札幌市北区屯田)でも近くの電線や木の枝にシメの群れが留まっているのを見ることができました。でも、野幌森林公園では1羽でした。仲間はどこに行ったのかな。
比較的よく愛らしい姿を見せてくれたのはゴジュウカラでした。
11時ごろから降雪の予報でしたが、予報どおり降雪となりけっこう強く降ってきて、カツラコースの坂のあたりでは一列になり無言で歩いている姿は雪中行軍のようでした。
鳥合わせ風景。降雪のため、鳥合わせはふれあい交流館の屋根のある入口のところで行いました。19種の観察でした。