モエレ沼探鳥会風景(4月)
ガラスのピラミッド前での探鳥会開催挨拶風景。今年度最初の探鳥会、しかも気温20度越えの好天気の予報もあり、たくさんの皆さん65名に参加いただきました。
モエレ沼は豊平川または石狩川の河跡湖で、南西方向に口を開いた平仮名の「つ」の文字型となっており、公園は「つ」の内部に設置されています。写真はガラスのピラミッドから水郷東大橋に向かっていくところです。
橋から沼の水鳥を観察している風景。水鳥の密度は例年に比べて薄かったです。探鳥幹事さんからは、雪解けが早かったため早めに各所への分散があったのでとお話がありました。
比較的近くのオオバン
キンクロハジロ
橋の向こうに見えるのは標高62mのモエレ山、公園内の最大の造形物です。
モエレ沼外周部の堤防を水郷北大橋(人道橋)の間までゆっくり歩き、沼の水鳥や周辺の雑木林での野鳥を観察します。
堤防上での観察風景。遠くにモエレ山とガラスのピラミッドが見えますね。広い大きな青空には、ノスリ、ハイタカ、オジロワシなどが飛んでいました。
写真はカンムリカイツブリ。図鑑では雌雄同色とあり、この2羽が番なのか分かりませんが、昨年はモエレ沼で繁殖があったようです。今年も期待したいものです。
ハシビロガモ
マガモ
人道橋手前での観察風景。個体数は少なかったのですが、ヨシガモ、ミコアイサ、ヒドリガモ、カルガモなどの水鳥も観察することができました。何といっても本日の探鳥会のトピックスは、シマアジ2羽の観察でした。探鳥幹事さんが見つけ、スコープに入れてくれました。・・・ですが、2羽はグイグイと進むため、スコープの視野から外れてしまいます。2羽を追ってスコープに入れ、皆さんに見ていただく、2羽はかまわずグイグイ進み、スコープの視野から外れる・・・の繰り返しでした。スコープで、くっきり白い眉斑のシマアジを見ることができた人は幸運でした。
人道橋での観察風景
ガラスのピラミッド前での鳥合わせ風景。ヒバリ、オオジュリン、ノビタキなどの夏鳥も観察ができました。なんだかんだで42種の観察。会員外参加者も多く、また新規加入者もあり、新年度の幸先のよい探鳥会でした。