野幌森林公園探鳥会風景(7月)
探鳥会開催挨拶風景。好天に恵まれ気温も上がり、夏本番の探鳥会となりました。木々の葉が茂り、鳥の声が頼りの探鳥となりますが、幸いセミの声も少なく、鳥の声はけっこう聞こえていました。
木洩れ日あるれる森に入っていきます。草木の緑の濃淡が鮮やかです。
オオウバユリが咲いていました。
ある場所では連続してこのようにオオウバユリの花が元からなくなっていました。エゾシカの仕業とのことです。
探鳥風景。木々の葉によって姿は見えませんが、クロツグミやキビタキのさえずりが聞こえてきます。声の主を探している皆さん。
最初の休憩場所(エゾユズリハコースと志文別線の交わる地点)での風景。ここでは沢方面からエゾムシクイの声が聞こえてきました。また、アオジが枯れ枝に止まっているのを見つけた人もいました。
志文別線から大沢コースへ入ったところに、数年前の大風で木々が倒れぽっかりと空き地になっている所があります。見晴らしがよいのですが鳥の姿が見当たりませんので皆さんはそのまま通過。ただ一人、最後尾付近にいた方が木に止まっている小鳥を見つけ、写真を撮りました。鳥はすぐに飛んでいなくなったそうです。遠くなので何の鳥か分からなかったとのこと。カメラの液晶画面で皆さんと確認したところ、コサメビタキでした。7月の探鳥会では観察例は数度で稀です。撮影は本会会員・蓮井肇さん。
大沢コースでの探鳥風景。オオルリのさえずりが聞こえます。声の主を懸命に探している皆さん。残念ながら探索には失敗しました。
桂コースでの探鳥風景。オオルリの声が聞こえてきます。同行していた当会副会長が見つけ、その周りにいた数名が姿を捉えることができました。
やっと姿を捉えることができたオオルリ。当会会員の高島均さん撮影。
鳥合わせ風景。23種の観察。木々の葉が茂り鳴き声のみでは識別はなかなか難しかったですが、23種はこの時期としては多い方だと思います。イカル、エゾムシクイ、コサメビタキなど確認できたのは成果でした。大沢園地のトイレが使用できないため、探鳥コースを冬コース(短縮コース)を取ったため、大沢の池には立ち寄ることができませんでした。大沢の池では、カイツブリの2組の番が雛を孵したとのこと。可愛い盛りで、観察できなかったのは残念でした。