野幌森林公園探鳥会風景(11月)

 探鳥会開始挨拶風景。朝から生憎の雨で、実施が危ぶまれましたが、開始時刻の9時前には雨も止み、参加者もぼちぼち集まり23名にもなりました。
 探鳥風景。スタート時は気温が低かったためかあまり鳥の動きが見られず、鳥の声も少なかったです。
 それでも、ひょっこりと挨拶に現れたゴジュウカラ。 会員の小川修司さん撮影。
 探鳥風景。エゾユズリハコースの後半あたりから日が差し始め、オオアカゲラ、アカゲラ、カラの混群も出始めました。
 そのオオアカゲラ。気温が上がり虫の活動も活発になったのか、木々の間を盛んに飛び回り餌を取っていました。会員の小川修司さん撮影。
 こんな瞬間も捉えました。会員の小川修司さん撮影。
 分岐点近くでの探鳥風景。エゾユズリハコースの終点と志文別線が交差する分岐点で休憩を取っています。先頭グループの皆さんはルリビタキが見つけましたが、残念ながら直ぐに飛び去ってしまいました。また、マヒワの群れが高い梢で実を盛んに啄んでおり、皆さんとじっくり観察することができました。
 探鳥風景。梢の間を目まぐるしく飛び回っている小鳥を観察していると、梢の間からVの字編隊が通過しているが視野に入りました。おそらく、マガンかヒシクイの群れと考えられますが、同定までには至らず、残念ながら鳥合わせのリストには入りませんでした。また、ハイタカも飛んだんですよ。
 シベリアから遠路渡ってきたのですね。今年の冬もよろしく! 冬鳥のツグミ。会員の小川修司さん撮影。
 大沢園地から大沢の池に向かおうしたときに、小雨が降り出しました。枯れ葉がたまった水溜まりの雨粒の波紋が美しいのでパチリ。
 大沢の池での探鳥風景。エクリプス(冬羽)のコガモの群れが目立ちました。カイツブリ、オオバン、キンクロハジロなどもいました。
 雨に濡れたしっとり鮮やかな紅葉
 大沢園地から出発点の大沢口に戻る皆さん。この道には急登箇所があり、参加者にはシニアメンバーも含まれていますので、隊列が長く引き伸びてしまいます。坂の途中で後続をまっていると、なんと!後続グループではエナガを観察でき、そのために遅れたとのこと。先頭クループには東京から参加されたかたもおり、残念がっていました。坂を上り着きったあたりで、クマゲラ!と大きな声が上がりました。木立の切れ間からクマゲラが飛んでいるのを見ることができました。
 鳥合わせ風景。夏鳥が去り、冬鳥の到来もまだというこの季節で、しかも小雨含みの天気でしたので、鳥の出はあまり期待していませんでしたが、終わって見ると31種の確認で大満足の探鳥会となりました。晩秋の野幌森林公園は色々な色彩に彩られた素晴らしい景観になるのですよ。ぜひ訪れてみてください。