野幌森林公園探鳥会風景(1月)
新年にふさわしい晴天の天候の中で行われた探鳥会でした。開始早々、エゾユズリハコースに入る前にヤマゲラを見つけました。幸先よしです。
そのヤマゲラの雌。会員の小川修司さん撮影。
エゾユズリハコース入口近くでの観察。ツグミが梢の間を飛び回っていました。雪道は踏み固められて、短靴でも歩けました。
森に入るとしばらく鳥影や鳴き声がなく、鳥の活動は活発ではありませんでした。雪原には、エゾシカ、テン、キタキツネ、エゾユキウサギ、ヤチネズミなどの足跡があり、厳冬のなかでの野生動物の活発な活動を感じることができました。
ハリギリの実を啄んでいたツグミ
カツラコースでの探鳥風景。お目当てのアトリやシメなどの冬鳥を探すも見あたらず、カラ類、キツツキ類なども少なかったです。カツラコースに入って、ようやくエナガやキバシリなども見られました。
オオアカゲラ
巳年にちなんで雪の白蛇のオブジェ。めでたい!
カツラコースの最後の急坂を登る皆さん。この後、青空を飛ぶハイタカ、雪原の倒木の下に潜り込んで出てこないミソサザイ、高い梢の枝から枝を飛び回るエナガ、クマゲラの声などを楽しみました。森に棲むクマゲラをはじめとするキツツキ類すべてが記録されるというグランドスラム達成がありました。
何かを啄んでるエナガ。どんな仕草もかわいいです! 会員の齊藤佑朱さん撮影
枝にとまったミソサザイ。ふっくら膨らんでかわいい! 会員の齊藤佑朱さん撮影
本ページ担当者のスナップ写真カメラが使用不可となり、探鳥風景が撮れませんでした。会員の皆さんや幹事さんの協力で何とか探鳥記録ができました。感謝です。