小樽港探鳥会風景(1月)
出発風景。バス出発時のJR札幌駅北口駐車場には、貸し切りバスが混雑のため、入ることが出来ず、参加者は北側の通りまで歩き、出発が少し遅れました。北口周辺はインバウンドのお客さんのバスと週末の観光ツアーのバスが一杯でした。
一路、小樽港まで! 所要時間は1時間強です。
小樽港探鳥観察地点地図
最初の観察地点の日和山灯台(観察地点1)です。今年の小樽港探鳥会は厳冬期の日本海側とは思えないほどの好天に恵まれました。昨年とは打って変わって雪道のラッセルに悩まされることも無く日和山灯台下へ行けました。
日和山灯台左側での探鳥風景。眼下に大海原を見渡せることができます。岩礁の山の頂上でオジロワシが出迎えてくれました。ウミウやヒメウが岩礁で休んでいました。遠くで潜水を繰り返しているアカエリカイツブリを観察できました。
岩礁にいたオジロワシ
日和山灯台右側展望台での観察風景。展望台へ移動中に先頭グループでは一瞬ですが10羽程度のハギマシコが飛んでいるのを見たそうです。また、沖合遠くにウミスズメを観察した人もいました。
高島漁港(観察地点3)での観察風景。
シノリガモ。小樽港各所の観察地点でよく観察できました。
ウミアイサ
シロカモメ。若鳥です。
ワシカモメ
祝津漁港(観察地点2)での観察風景
ヒメウ
ハジロカイツブリ
DCM手宮店に立ち寄り、トイレタイムを取りました。店近くの浜で観察したカンムリカイツブリ。何を争っているのでしょうか。
日本海フェリーターミナル(観察地点4)での昼食後の埠頭での観察風景。
ケイマフリ。2015年以来10年ぶりの出現です。夏羽とは一味違う美しい冬羽のケイマフリは何度も何度も潜水と浮上を繰り返し、参加された皆さんも久々の出会いを堪能しました。
近くまで寄ってきたカンムリカイツブリ
北浜岸壁(観察地点5)での観察風景
港町埠頭(観察地点6)での観察風景
スズガモの群れ。その他にホオジロガモやホシハジロもいました。
ミミカイツブリ
港町埠頭近辺には穀物の荷揚・保管などのための倉庫群があります。穀物のおこぼれを狙ってスズメ、カラス、ドバトなどが集まってきます。その中にハギマシコが混じっていることもあり、日和山灯台で一瞬ですがハギマシコの群れを見たので、絶対に見るぞとの意気込みでハギマシコ探索に向かう皆さんです。・・・ですがそのような思惑も残念ながら外れてしまいました。ハギマシコは3月の円山公園探鳥会に期待することにしましょう。