野幌森林公園探鳥会風景(5月)

 探鳥会催挨拶風景。連日の探鳥会ですが、好天に恵まれ多くの参加者が集まりました。開始前にはエナガが挨拶に来てくれました。クロツグミやアオジの声を聴きながらの出発です。
 探鳥風景。エゾユズリハコースでは、キジバト、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、ゴジュウカラ、センダイムシクイ、アオジなどに出会いました。皆さんはアカゲラを観察しているのかな。
 ウルシの実を食べているアカゲラ。写真は蔵谷徳洋さん撮影。
 参加者一人が高い枝に鳥が止まっているのを発見。・・・ヤブサメと! ヤブサメの声は聞こえていたのですが、まさか木の枝にとは!
 普段は薮で鳴いているヤブサメですが、時には低い枝に止まることもあるそうです。経験が豊かな探鳥幹事さんでも、高い枝に止まっているヤブサメは初めてとのこと。普段は声のみで姿を見たことがないヤブサメを皆さんとじっくりと観察することができました。写真は蔵谷徳洋さん撮影。
 探鳥風景。各所でオオルリが囀っていました。オオルリを観察しています。
 オオルリ。陽光が当たり、瑠璃色が鮮やかです。頭頂のコバルトブルーも素晴らしい。写真は蔵谷徳洋さん撮影。
 志文別線から大沢コースに入った地点での探鳥風景。イカルの声が聞こえてきました。イカルの姿を追っています。
 え!こんなこと2回もあるの?と、木の枝に止まっているヤブサメを観察している皆さん。
 探鳥風景。オオルリを観察しています。
 オオルリ。何かを啄んでいますね。写真は会員の小川修司さん撮影。
 各所でヤマゲラの特有の鳴き声がしていました。姿を捉えたヤマゲラ。
 大沢の池での観察風景。池にはキンクロハジロ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、カルガモ、カイツブリなどがいました。
 池の対岸にいたカワセミ。よく見つけることができたなと感心するような場所でしたが、目のよい皆さんがカワセミの背中のブルーを見逃すはずはありません。
 春の探鳥会は野の花の開花も楽しみの一つです。写真はヒダカエンレイソウで、蔵谷徳洋さん撮影。
 ヤエザキニリンソウ
 鳥合わせ風景。キビタキは見られませんでしたが、オオルリやセンダイムシクイなどの夏鳥を楽しむことができました。また、枝に止まるヤブサメを2回にもわたって観察できる珍事もありました。野の花の開花も楽しめた大満足の探鳥会でした。参加者45名、観察記録種31種でした。