千歳川探鳥会風景(5月)

 探鳥会催挨拶風景。午前8時の早朝集合とやや雨模様の不安定な天気にもかかわらず、大勢の参加者がありました。周りからウグイス、オオルリ、クロツグミのなどの囀りが聞こえてきます。
 第一烏柵舞(うさくまい)橋からの探鳥風景。クロツグミが高い梢のまだ葉がでていない枝の先で鳴いていました。観察していると上空にミサゴが何回も現れました。
 上空を飛ぶミサゴ。会員の高島均さん撮影。
 観察風景。オオルリを観察しています。
 オオルリ。会員の高島均さん撮影。
 千歳川沿いの林での観察風景。シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラなどがいました。
 ゴジュウカラ
 千歳川流域の景観。千歳川探鳥会は野鳥観察の他に、開花した野の花や緑のグラディエーションに彩られた苔むす倒木、風雪にさらされて異形に変形したや立木などの景観を楽しめます。
 林道での観察風景。川の向かいの梢のてっぺんでクロツグミが朗々と歌い上げています。
 クロツグミ。嘴を大きく開け、胸を張り、尾羽を広げての独演会です。
 王子製紙第四水力発電所のゲートを越え、敷地内に進む皆さん。発電所のご厚意で敷地内の入所を許可されています。普段はゲートは施錠されて入所できません。
 王子製紙第四水力発電所。建物は年期が入っていますが現役で、冬期間でも昼夜稼働しています。
 第四水力発電所ダム。ダムの上で休憩を取ります。ダムの周りの桜は満開でした。
 ダム湖での観察風景。2羽のキセキレイが飛び交わしていました。ハクセキレイ、カワセミ、キンクロハジロ、オシドリなどがいました。
 キセキレイ
 発電所敷地内での観察風景。コサメビタキやセンダイムシクイなどがいました。どちらを観察しているのかな?
 コサメビタキ。くりくりした目が可愛い! 会員の鳥谷峰心さん撮影。
 帰途の林道での観察風景。オオルリやクロツグミを始めとして、キビタキ、エナガ、コサメビタキ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、ヤブサメ、アオジなどのたくさんの鳥が出ました。皆さんは何を観察しているのかな?
 オオルリ。囀っています。
 2羽のオオルリ雄が飛び回っているのを観察している皆さんです。
 コサメビタキ。会員の高島均さん撮影。
 千歳川に架かる橋を渡り、さけます情報館へ向かう皆さん。この隊列の後方の皆さんは、幸運にもカワセミやカワガラスを観察することができました。

 カワガラス。鳥谷峰心さん撮影。
 カワガラス。この写真は会員の鳥谷峰心さんが探鳥会終了後に撮ったものです。
 さけます情報館を後にして出発点の駐車場に向かう道での観察風景。キビタキを観察しているのかな?
 山菜採りをしていた人に出会いました。手に持っているのはモミジガサまたはシドケとか。秋田では人気ナンバーワンの山菜で,「山菜の王様」とも言われているそうです。
 鳥合わせ風景。期待していたヤマセミは見ることができませんでしたが、素晴らしい自然景観のもとでたくさんの鳥と出会うことができた大満足の探鳥会でした。参加者41名、観察記録種43種でした。