茨戸川緑地探鳥会風景(6月)

 茨戸川緑地・管理事務所前駐車場。普段は閑散としているのですが、ご覧の通り、参加者の車でいっぱいです。
 管理事務所前のテラスでの探鳥会開催挨拶風景。快晴の初夏の爽やかな天候に恵まれ、報道機関での開催告知もあり、74名にも及ぶたくさんの皆さんの参加がありました。他所での午前五時からの早朝探鳥会から戻って参加した猛者もいました。
 茨戸川緑地の散策マップ。管理事務所で入手できます。
 水辺の広場・植樹エリアでの観察風景。草原からコヨシキリの賑やかな囀りが聞こえてきます。探鳥気分を沸き立たせてくれます。
 水辺の広場・植樹エリアでの観察風景。コヨシキリの他に、アオジ、ホオアカ、ノゴマなどを観察できました。
 草原の主、コヨシキリ。会員の湯淺創太さん撮影
 ノビタキ雄。緑地の植生環境の変化なのか、昔に比べてノビタキの数が減少しているように感じますが、見ての通り何とかがんばってます。会員の湯淺創太さん撮影
 水辺の広場・植樹エリアでの観察風景。参加人数が多いため、自然発生的にスコープの周りに幾つかの小グループが形成され、グループ毎の観察となりました。
 アリスイ。アリスイの鳴き声は聞こえていたのですが、姿を捉えることができました。
 眺めの丘での観察風景。小高い丘に登り、草原を見下ろして観察します。
 眺めの丘で観察している皆さんです。
 草原広場での観察風景。ホオアカ、エゾセンニュウ、カワラヒワ、ウグイス、ニュウナイスズメなどを確認しました。
 ホオアカ。各所で観察できました。
 折り返し地点の山口橋(散策マップには表示されていませんが、右に伸びている車道の先で茨戸川に架かる橋)での観察風景。写真奥の小高い丘は石狩川の堤防です。ご覧の通り、橋にあふれるほどのたくさんの皆さんです。
 岸辺の木にとまるアオサギ。
 山口橋で休憩を取っていると、ツツドリが飛んできて枝先に止まりました。参加者全員でじっくりと観察できたのは最高でした。会員の湯淺創太さん撮影
 ツツドリ。アイリングの金色が鮮やかです。
 山口橋からの復路は、例年では往路と車道をはさんで反対側の森を歩いていたのですが、森林度が進み、鳥の出が少ないので、復路コースの選択は個人に任せての自由観察としました。写真は往路コースで観察したノゴマ。参加者の一人が「今日はノゴマ・ディだ!」と感嘆するほどにノゴマを観察することができました。また、ベニマシコもよく見れたのですが、写真が無いのは残念! 福移探鳥会に期待しましょう。
 鳥合わせ風景。渡ってきた草原の鳥たちは勢ぞろいでした。ノビタキ、オオジュリン、ホオアカ、ノゴマ、ベニマシコなど堪能できたと思います。お天気に恵まれ大盛況の探鳥会となりました。参加者は74名、観察記録種は33種でした。