厚別川探鳥会風景(6月)

 川下公園・リラックスプラザ駐車場前での探鳥会開催挨拶風景。好天に恵まれ、今週も50名に迫る参加者でした。
 公園から出て厚別川堤防へ向かう皆さん。長い隊列となります。
 山本栄橋から堤防に入り、厚別川上流に向かって観察を始めます。オオヨシキリの囀りが聞こえてきます。
 対岸の枯れ木にとまったカッコウ。距離が遠く逆光なので鳥の形状がシルエット状になっていましたが、カッコウ独特の翼をだらりと下げている姿から分かりますね。
 堤防での観察風景。オオヨシキリ、ノビタキ、ホオアカなどをじっくり見ることができました。
 厚別川探鳥会で最もよく観察できたオオヨシキリ。どこでも、ギョ、ギョ、ギョギョシーと鳴いていました。
 オオヨシキリの正面顔。細面なのですね。
 ノビタキ雄。ヒナがかえり、餌取りに忙しい時期です。
 ノビタキ雌。お母さんも忙しいです。
 ホオアカ
 観察風景。対岸の林に数羽の鳥が入り、スコープで何の鳥かを確認しているところです。コムクドリでした。
 折り返し地点の横町橋をわたる皆さん。私の観察手帳では、ここまでの観察でコヨシキリを確認できていませんでした。ん、どうしたのでしょうか?
 ヒヨドリも元気です。
 上空を優雅に飛ぶアオサギ
 晴れた青空高く旋回するトビ
 アオジも負けずに囀っています。心なしか数が少なくなったような感じがします。杞憂であればよいのですが。
 3羽のカッコウが牽制し合いながら飛んできました。縄張り争いでしょうか。近くの枝にとまったカッコウ。会員の高島均さん撮影。
 観察風景。皆さん双眼鏡を当てるでもなく、ただ何かを注視しています。トッピンカケタカの声の主を探しています。観察なんて無理、無理と言いながらもエゾセンニュウの挑戦を受けています。
 ススキノの枝が揺れるのを目当てにカメラを向けます。鳥らしい姿を確認してシャッタを押したのがこの写真。さて、この写真の主は誰なのでしょうか?
 スコープを覗く少年。探鳥会には少年も参加し、その一人は会員になりました。皆さんよろしくね!
 少年がスコープで見たのは白樺の枝先にとまるキジバトだったのかな。
 帰途の山本栄橋での観察風景。先頭グループではカワセミを確認できたそうです。
 出発点の川下公園の集合場所でヒガラが出迎えてくれました。
 鳥合わせ風景。厚別川探鳥会の主役のオオヨシキリは健在でしたが、コヨシキリが少ないのが心配です。皆さんが期待していたオオジシギが確認できなかったのも残念でした。「声はすれども姿は見えず」でお馴染みのエゾセンニュウの鳴き声を何度も聞きながら、探しきれなかったのがちょっと残念でした。皆さんが熱心に探している様子は探鳥会らしくてとても愉快でした。来年も挑戦しましょうね。参加者は49名、観察記録種は36種でした。