野幌森林公園探鳥会風景（6月）
野幌森林公園・大沢口駐車場近くでの探鳥会開催挨拶風景。薄曇りでやや肌寒い天気で始まりました。
探鳥風景。見ての通り森の木々の葉がすっかり茂ってます。出発時は気温が低かったのでエゾハルゼミの声はなく、一方で鳥の鳴き声も聞こえずで静かな森でした。
暫く歩いていると、日が差してきました。するとエゾハルゼミの大合唱が始まります。写真は羽化したてのエゾハルゼミ。羽を乾かしている最中とのこと。
探鳥風景。頭上からエゾハルゼミの鳴き声に混じってシジュウカラやセンダイムシクイの声が聞こえてきます。
見上げると木々の葉が茂り、鳥を見つけるのは至難の業です。
参加者も心得たもので、足もとの野の花や見かけたカタツムリや昆虫などを話題にしながら散策しました。写真はサイハイラン。
フタリシズカ
サルメンエビネ
サッポロマイマイ。道端のフキの葉にいました。
カラスアゲハ
エズユズリハコースと志文別線との合流点での休憩風景。 ”姿を見たのは逆光のカワラヒワだけだったな”と愚痴っていると、通りがかったカメラマンの方から大沢園地で撮ったフクロウの動画を見せてもらいました。皆さん元気になりました。
大沢園地でフクロウ親子を観察している皆さん。フクロウの親しか見られなかった人、ヒナ2羽見られた人、両方とも見られなかった方もいました。
２羽のフクロウ幼鳥。会員の貞廣修さん撮影
親フクロウ。 会員の貞廣修さん撮影
大沢の池での観察風景。大沢の池では抱卵中のカイツブリの浮巣を見ることができ、オシドリ、マガモの親子も見ることができました。
浮巣で抱卵中のカイツブリ。
オシドリ。見つめ合い♥仲むつまじく見えます。
帰途の桂コースの出口近くで、アオジ、オオルリ、キビタキの囀りが聞こえてきました。キビタキを観察している皆さん。
皆さんが観察しているキビタキ
鳥合わせ風景。木々の葉が茂り鳥の姿をあまり観察できませんでした。しかし、足もとの野の花（サイハイラン、サルメンエビネなど）やカタツムリや昆虫などを楽しみながらの探鳥で、この時期ならではの探鳥会となりました。参加者は26名、観察記録種は20種でした。
