野幌森林公園探鳥会風景(7月)
野幌森林公園大沢口での探鳥会開催挨拶風景。6月下旬から暑い日が続いています。今日も朝から暑い!。参加者の出足は鈍かったですが、探鳥会開始定刻には19名もの強者が集結しました。参加者には水分補強と無理をしないよう伝え、スタートしました。
森の中は日影が多く吹く風も心なしか涼しく感じられました。コゲラの幼鳥の群れを観察しています。
観察風景。キビタキの囀りが聞こえてきます。木に寄生している蔦の細いツルにとまっていました。なかなか説明しづらい場所です。国語力が問われるところですが、見つけた皆さんは工夫して説明していました。お陰でじっくりと観察できました。
観察風景。大木の幹を登るキバシリを観察しています。幼鳥のようでした。
途中で十台程度の銀輪部隊(表現が古いです! 若い人にとっては意味不明。調べてください。)と遭遇しました。道を譲り合っての観察です。
大沢園地手前での観察風景。ゴジュウカラを観察しました。
大沢の池での観察風景。カワセミ、カイツブリ親子、オシドリ親子、カルガモなどが観察できました。
浮巣で抱卵中のカイツブリ。カイツブリの浮巣はなんと4か所も確認できました。浮巣ではカイツブリの幼鳥が親鳥から餌をもらっている微笑ましい姿も見ることができました。
カワセミ。池の中の大きな切り株にカワセミがとまっているのを少数の人が確認できましたが、無情にも飛び去ってしまいました。その後に、たまたま近くの枝にとまったカワセミの一瞬を捉えた写真です。会員の蔵谷徳洋さん撮影。
オオルリの囀りが聞こえてきました。こんな時期に囀りなのと、姿を探しました。
木の枝の間から見えたオオルリ雄。会員の蔵谷徳洋さん撮影。
雄の囀りにおびき出されたのでしょうかオオルリ雌。探鳥会に同行していた富川会長から、繁殖行動に関係しているとの指摘に促されて、早々にその場を離れました。会員の蔵谷徳洋さん撮影。
帰途終点の大沢口近くで、きれいな囀りが聞こえてきました。アオジです。アオジを観察している皆さん。
囀っているアオジ。聞き慣れた囀りですが、やっぱり美しいですね。数が減っているそうで、心配です。
鳥合わせ風景。この時期、姿の確認はなかなか難しいですが、キビタキ、アオジ、コゲラの親と巣立った幼鳥、キバシリ、メジロなど見つけることが出来ました。大沢の池では、カワセミ、オシドリ、カルガモ、カイツブリの親子も見られました。暑い中でしたが結構楽しむことができました。参加者は19名、観察記録種は24種でした。