野幌森林公園探鳥会風景(11月)
前日の風雨は朝方には止む予報でしたが、探鳥会開始時間が近づいてもシトシト雨が続いていました。スマホの天気予報では10分後に雨が止むとあり、期待していましたがその気配はありません。そのような状態が続きましたが、それでも参加者は集まり10名を超えました。参加者の熱意に押され探鳥会を始めることしました。雨が強まってきたらショートコースで引き返すことを条件としてスタート。
歩き始めると雨も小降りになり、早速、飛んでいるツグミの群れを確認。
エゾリスが愛らしいしぐさで木の実を食べていました。会員の蔵谷徳洋さん撮影
探鳥風景。雨模様なので鳥の出を期待していなかったのですが、イカルが現れてくれました。観察している皆さん。
イカル。会員の蔵谷徳洋さん撮影。おとぎの国の鳥のようなユーモラスな姿で、会えるとうれしくなります。
イカル。会員の小川修司さん撮影。
探鳥風景。森の紅葉がすすみ、雨にぬれてしっとりしたたたずまいです。
散策路には色とりどりの落ち葉が敷き詰められていました。
紅葉の絨毯のレッドカーペットを踏みしめながらの探鳥です。豪勢なことです!
探鳥風景。エゾユズリハコースでカラス2羽にモビングされているハイタカを観察しました。
観察風景。志文別線から大沢口コースに入った近くで2羽のノスリを観察しています。ノスリは何度も現れました。
ヤマゲラ。木の折れた先端に止まっていたヤマゲラ。会員の蔵谷徳洋さん撮影。
ヤマゲラ。折れた木の先端に長い間止まっており、カメラマンさんに大サービスです。会員の小川修司さん撮影。
コゲラ。雨もあがり、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ、アカゲラなどの常連さんたちの活動も活発になりました。
大沢コースの大沢園地近くの沢での観察風景。ルリビタキを観察しています。
ルリビタキ。この時期ならではのうれしい出会いです。会員の蔵谷徳洋さん撮影。
大沢の池で水鳥の観察風景。オオバン、ヒドリガモ、コガモ、マガモ、キンクロハジロ、カイツブリなどを確認。クマゲラのコロ鳴きも聞こえたそうです。
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ヒドリガモ。エクリプス状態ですが、嘴が銀色で先が黒いのがポイントかな。
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桂コースでカケスを観察しています。カケスの飛ぶ先を後を追って観察しましたので、桂コースの急坂のつらさも忘れてしまいました。
桂コース出口の十字路近くでウソを観察しています。
ウソ。会員の小川修司さん撮影。
鳥合わせ風景。探鳥会開始直後は雨のため途中から引き返すことも覚悟していたのですが、鳥合わせの時には青空も垣間見ることができました。終わってみると28種の観察。この時期としては大成果です。紅葉の彩りも素晴らしく、大満足の探鳥会となりました。