モエレ沼探鳥会風景(4月)

 モエレ沼公園・ガラスのピラミット前での探鳥会開始挨拶風景。2026年度の探鳥会が始まりました。残念ながら幸先の良い天候とはならず、強風の曇り空での開催となりましたが、58名と昨年を上回る大勢の参加者です。さらに嬉しいことに、台湾からの3名の方が参加されました(右端の2人目から3名)。
 この方たちは、台北市の野鳥団体「社團法人台北市野鳥學會(WILD BIRD SOCIETY OF TAIPEI)」に所属している方々で、野鳥に詳しいかたちです。3人は当会の会員にもなっていただきました。写真はいただいた台湾の「野鳥シール」です。綺麗な野鳥がたくさんいますね。
 水郷東大橋に向かう皆さん。水鳥の探鳥コースは、橋を進み左に折れ、沼の外回りの堤防沿いに反時計回りに水郷北大橋(人道橋)までの沼を観察します。
 水郷東大橋での観察風景。昨年よりも増して雪解けが早く、一方で積雪量が多かったために沼の水量は多く、ヨシ原まで水に浸かっていました。雪解けが早く、カモ類などの北上も思ったよりも早い状況で、湖面には水鳥の姿は少なかったです。それでも、遠くにいたアオサギ、オオバン、コガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリ、ミコアイサなどを確認できました。
 空を見上げるとオオハクチョウの群れ。北帰行の途中でしょうか。写真は少年会員の湯浅創太君撮影。
 堤防を進む皆さんです。
 堤防での観察風景。堤防では沼を吹き抜ける風を遮るものがなく、寒さが一層身に染みました。アオサギ、オオバン、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリ、ミコアイサ、カワウなどを観察できました。
 対岸の岸辺のヒドリガモ
 沼越しに見るガラスのピラミッド
 キンクロハジロ。2026年3月に公表された新しい環境省のレッドリストでは、キンクロハジロなどの身近な野鳥が、新たに絶滅危惧種として掲載されましたね。
 オオジュリンを観察している皆さん。今期初認のオオジュリンの皆さんも多く、熱心に観察しています。水に浸かっているヨシ原のところにいるオオジュリンを熱心に探す姿が印象的でした。
 オオジュリン雌。ヨシ原の褐色にカモフラージュされ見つけだすのに苦労しました。会員の小川修司さん撮影。
 オオジュリン雄
 オジロワシ。湯浅創太君撮影。
 以前と比べると北海道で観察機会が増えてきたカンムリカイツブリ。魚を咥えています。湯浅創太君撮影。
 水郷北大橋(人道橋)近くでの観察風景。モエレ沼ではちょっと珍しいカケスを見ることもできました。
 ミコアイサ雄
 カワラヒワ
 寒風吹きすさぶ北郷北大橋で観察している皆さんです。
 橋の出口近くにいた婚姻色のカワウ。小川修司さん撮影。
 橋を越えてガラスのピラミッドへ帰る途中での観察風景。水鳥以外の野鳥の出が少なかったなかでヒヨドリ2羽が現れ、ありがたく観察しています。
 寒かったので暖かいガラスのピラミッド内で鳥合わせをしました。29種の確認とまずまずでしたが、カモ類などの水鳥の密度が薄かったです。年をおって雪解け時期が早まり、それにともないカモ類の北上も早くなる傾向にあり、4月の探鳥会日程の設定が難しくなってきているのを感じています。