藤の沢探鳥会風景(5月)

 例年5月5日の”こどもの日”の祝日に藤の沢 (札幌市南区)の”小鳥の村”周辺で探鳥会を開催しています。集合場所は小沢農園(エルクの森パークゴルフ場向い)駐車場で、古い会員さんからは白鳥園として親しまれ、当会にとっては最も古い探鳥地の一つで聖地にもなっている所です。好天気のもと、少年・少女を含むたくさんの参加者がありました。
 オカバシル川を越えて”野鳥広場”に向かう皆さんです。
 愛鳥広場での観察風景。愛鳥広場までの道筋では、メジロ、ウグイス、ヤブサメなどを確認できました。愛鳥広場ではクロツグミの美声を楽しむことができるのですが、当日は静かでした。
 愛鳥広場に設置されている看板
 ”小鳥の村”に向かう皆さん。谷筋はオオルリが好きな場所なのですが静かでした。ヒヨドリ、エナガ、ハシブトガラなどを確認しました。
 ひっそりとヒトリシズカが咲いていました。探鳥会の数日前に笹刈りをしたのですが、幸運にも刈り取りを逃れたのですね。
 ”ツツジ平”での探鳥風景。ツツジが満開でした。
 今は更地となっている旧北海道文教大学・明清高校敷地跡での探鳥風景(入所の許可を得てます)。カワラヒワやイワツバメを確認しました。
 雪を頂く無意根山。標高1464メートルで 、余市岳に次ぐ札幌市第2の高峰です。
 藤の沢小学校の校庭での探鳥風景。小学校のご厚意でトイレを使用させていただきました。休憩の間、キジバト、アカゲラ、エナガ、カワラヒワ、イワツバメ、ヒヨドリなどを確認しました。
 藤の沢小学校は、5月の愛鳥週間に合わせてグラウンドの「愛鳥碑」前で全校児童集会を行い、学級の鳥を紹介したり、バードカントリー委員会が出題する鳥に関するクイズに答えたりして、楽しく自然や鳥に親しむ愛鳥教育活動を続けているそうです。写真は愛鳥碑前での愛鳥祭の様子(札幌市役所ホームページから掲載)。今回の探鳥会では校長先生も参加いただきました。
 キジバト
 藤の沢小学校から坂を下り、オカバシル川に向かう皆さん。
 オカバシル川での探鳥風景。男の子が熱心に双眼鏡で何かを観察していますね。
 オオルリ。所々でオオルリの声は聞こえていたのですが、姿を現したのはオカバシル川沿いの林でした。写真は少年会員の湯浅創太君撮影。
 オカバシル川での探鳥風景。
 側溝蓋にいたニホンカナヘビ。トカゲの一種です。
 白鳥園・小沢農園近くの畑での探鳥風景。ここでは、ホオジロ、カシラダカ、ニュウナイスズメなどが観察できるところでが、残念ながら観察できませんでした。まったりとしていたところ、参加した猛禽大好き少年2人が猛禽を発見して、興奮している様子。オオタカがクマタカに突っかかっていると。
 そのオオタカとクマタカ(右)。湯浅創太君撮影。
 クマタカ。換羽期なのか羽がそろっていませね。湯浅創太君撮影。
 クマタカ。少年会員の小林蒼都君撮影。
 2人の猛禽大好き少年たちが興奮しています。今度はサシバとのこと。鳥までの距離が遠く、周りの大人が観察できたのは少数のようでした。鳥までの距離が遠かったので2人が撮った写真は鮮明ではありませんでした。北海道野鳥愛護会の探鳥会での初めての観察記録となりますが、その場では識別の判定が難しく、後日に写真などで確認することにしました。当会きっての目利きの方々に意見を聞いたところ、サシバの可能性が高いとの結論になり、探鳥記録として正式に採用することになりました。2人の少年、お見事、お手柄です! 写真は小林蒼都君が撮影したもの。
 鳥合わせのため白鳥園の駐車場に戻ってきたところ、ホオジロが出迎えてくれました。近くの木でさえずっていました。
 鳥合わせ風景。期待していたオオルリをじっくりとは観測できませんでしたが、参加した少年たちの大活躍でたくさんの鳥を確認(35種)することができました。頼もしいですね。これからも健やかな成長を願うのみです。こどもの日にふさわしい探鳥会でした。