会報誌『野鳥だより』の表紙を飾る会員の皆さんの傑作写真です
4月の終わり、歩きなれた野幌森林公園のエゾユズリハコースで、ヤマゲラが巣穴から出入りする様子を観察していました。ところがすぐ横の、苔むし湾曲した幹にキジバトが静かにたたずんでいるのを見つけました。 普段はそれほど気に留めないことも多い鳥ですが、春の光が林内にやわらかく差し込む穏やかな日、キジバトの羽の繊細な色合いや苔むした木とキジバトの色合いが美しく調和し、その姿に心を奪われました。森林の中で見るキジバトは、都市部で見るのとはまた違った趣がありました。(2025/4/27 野幌森林公園)