会報誌『野鳥だより』の表紙を飾る会員の皆さんの傑作写真です
5月22日、3人で石狩浜(石狩市)の陸側の草地~湿地で、ハマシギ、トウネン、長期逗留しているアカエリヒレアシシギ1羽を観察していました。 午後4時過ぎに草地側に沿って見慣れない鳥1羽を肉眼で確認。 50m以上距離があり、コモンシギみたいな風貌ですが、見たことのない、体全体がツルっとしています。少しずつ近づきましたが、警戒心が強いらしく、小走りで草地の中を止まっては走り、止まっては走り、この間1~2分ほどで、小樽側へ足早く立ち去りました。 図鑑などでオオチドリと識別しましたが、正確を期するために北大の先崎理之さん(当会幹事)、山階鳥類研究所に照会したところ、北海道ではあまり観察例のないオオチドリの雌であることが確認できました。巡り合えたことに感激し、いままでたくさんの鳥を観察し写真を撮ってきたことへのご褒美と受け止めました。(2021/5/22 石狩浜)