会報誌『野鳥だより』の表紙を飾る会員の皆さんの傑作写真です
カンムリカイツブリは、手元の図鑑には「数少ない旅鳥または冬鳥」「道内での繁殖例がない」と記載があります。それが近年では数か所で繁殖が確認されているそうです。昨年は美唄市の宮島沼でも繁殖したことを知り、今年もまた9月25日の探鳥会の日に親子仲睦まじい姿を観察することができました。 地球温暖化の影響なのかどうか、野鳥の生態が大きく変化していることに今更ながら驚きます。写真の幼鳥は、親鳥と一緒にいたところから単独で飛び立ったもの。慌ててシャッターを切ったのでピントは合っていませんが、力強い飛翔のようすが伝わってくるお気に入りの一枚となりました。(2022/9/25 宮島沼・美唄市)